形の崩れた多肉寄せ植えの手直しの方法

あんなにキレイに寄せたつもりでも、月日が経ち形が崩れてしまった多肉寄せ植えありませんか？

特に多いのが夏から秋にかけて。暑さで枯れたり、避難させたけど普通に水やりをしていたら徒長してしまったり、梅雨で腐ってしまったり。

寄せ植えがダメになる理由はいくつもありますが、その寄せ植えどうしようか悩みませんか？解体するのか・手直しで様子をみるのか・現状維持で成長を楽しむのか

今日は、実際に私の多肉棚で形の崩れてしまった寄せ植えをご紹介しながら、私ならこうするなってお話しをしていきたいと思います。

YouTubeでは動画で紹介しています。合わせてご覧ください

 多肉棚の寄せ植え大集合

要検討の多肉ちゃん！集合！！

解体する多肉寄せ植え

秋麗が徒長してるし、枯れているのは星の王子と思われます。すべて取り出して秋麗は葉挿しにします。

 

全部が徒長してますね。ブロンズ姫はこのままろくろ首のようにしても可愛いんですが、鉢とのバランスがわるいので断念です。

 

手直しする寄せ植え

枯れたセダムをキレイにして、白牡丹・緑牡丹・ブロンズ姫等は一度根元でカットします。苗自体元気なようですので、脇芽を待ちます。グリネも茎が緑色で健康なのでそのまま維持します。

 

枯葉を取り除き、春萌・緑牡丹はカットしてもいいし、徒長部分の葉を除去しあえて先端部分を残したスタイルでも可愛く成長してくれそう。

現状維持の多肉寄せ植え

白牡丹・ロッティ・ブロンズ姫がキレイに夏を越しました。虹の玉・乙女心は丈夫に成長したおかげで、茎が太く葉が落ちた後の模様がキレイ。このまま上に伸ばしていこうと思います。枯れ葉だけ取り除けばキレイな紅葉を期待できそう。

白牡丹・パキフィツム・玉つづり・ペンデンスがキレイに育ちました。木箱で土を少な目で育てました。大きく成長する事はないですが、寄せた状態をキープできました。セダムを追加して紅葉を待ちます。

朧月と秋麗の寄せ植えです。あえてこのまま成長させてみます。水をギリギリまできります。葉がムギュっと閉じて青紫の紅葉、水を切る事で無駄な徒長を抑制でき太い茎のまま成長します。長く伸びる茎をお日様の向きを変える事で右に左に伸ばし、ユニークな形に。

完成するまでには数年かかると思われますが、これも多肉植物の楽しみの一つです。