管理

冬の多肉被害「ジュレる」とは?原因と対策をご紹介

この記事では多肉植物が『ジュレる』状態についてお話ししていきます。

多肉植物をみてみると「あれ?コレちょっと他の葉っぱと色が違う?ジュレるってこのことかな?」って不安に思ったことはありませんか。

多肉植物がジュレるとはどのような状態なのか?どんな時にジュレてしまうのかご紹介していきます。

多肉植物がジュレるとは?

多肉植物がジュレる原因にはつがあります。

  • 夏の暑さに蒸れて葉の組織が壊れた状態
  • 冬の寒さで凍って解凍された後の状態

どちらも、外からの刺激によって葉の組織が壊されて再生不可能になった状態のことをいいます。

鉢植えの多肉植物・カット苗・発根前の苗・葉挿し。どの場合でも起こりうる現象です。

夏の暑さで多肉がジュレる原因と対策

夏の暑さで多肉がジュレるのを完全に防ぐのは正直難しいです。

多肉の種類・健康状態・管理環境で同じ品種でもダメになる苗と大丈夫な苗と違いでてきます。

夏の暑さによる多肉植物のジュレを防ぐ方法は

  • 多肉植物に風をあてる
  • 鉢通しに風が通るよう感覚をあける
  • 夕方日が沈むころに水やりをする
  • 長梅雨にあてない
  • 購入したばかりや弱っている多肉を直射日光にあてない

 冬の寒さで多肉がジュレる原因と対策

夏に比べて冬のジュレることを防ぐ方法は簡単です。夏に比べて蒸れる心配も少ないです。ただ、やはり多肉植物の種類・健康状態・管理方法で、ジュレる多肉はでてくるので、被害は最小限におさえましょう!

  • 雪・霜にあてない
  • 多肉の耐寒温度以下の場合は室内避難
  • 多肉の葉を凍らせない
  • 夕方に水やりをしない

冬のジュレ防止策は、葉を凍らせないことが一番大事です。一度凍るとすごくキレイな色の多肉植物になります。

でも、そのキレイな色って凍っていて氷状態になっているからなんですよね。

自然解凍できる多肉もいますが、少しでも弱っているとそのまま茎まで柔らかくなり、根も腐って苗自体がさよなら~(´;ω;`)ウッ…になってしまいます。

どんな多肉がジュレやすいの?

葉に水分を多く保持できる多肉「肉厚な多肉」に多くみられます。

  • 乙女心
  • 白牡丹
  • ロッティ
  • アリエル

 

今年我が家で凍ってしまった多肉達です。

気付かずにいると、このように変色します。

 

この時、ジュレった葉を取り切ったつもりでしたが、根も腐っていました。

1週間ほどの出来事です。結局アリエルは天に召されました( ノД`)シクシク…

アリエルは軒下で簡易温室管理をしていたにも関わらず、凍っていました。