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多肉植物【クラッスラ】って?育て方の注意点や初心者さんおススメ品種をご紹介!

園芸店やホームセンター100均で『クラッスラ』として売られている多肉植物を見かけたことありませんか?

どれもクラッスラって書いてあるけど、形が全然違うけど・・・?って初めはよく迷っていました。

実はクラッスラって属名なのでいろんな種類があって当たり前なんです(笑)

上手に管理してあげると、葉挿し・挿し芽が簡単にできる品種が多いのが特徴です。下に伸びるもの・上に伸びるものと種類によって寄せ植えに色々な表情を見せてくれるのもステキです。

今日は、栽培難易度の低い初心者さんでも育てるのが楽しくなるクラッスラをご紹介していきます。

クラッスラの基本情報

属性 クラッスラ
流通名 クラッスラ
原産地 南アフリカ
成長の仕方 上と横に伸びる
苦手な事 高温多湿
増やし方 挿し芽・葉挿し
紅葉ポイント 葉のふちが赤く染まる
成長スピード 春・秋の成長期に急成長

クラッスラとは属名の事です。

上に伸びていく品種と横に広がりながら成長するタイプに分かれます。

蒸れに弱く「ブロウメアナ」や「リトルミッシー」は真夏の長時間の直射日光は危険です。風通しのいい日陰に避難させてあげましょう。

ゴーラムは葉挿し・それ以外は挿し芽で増やすことができます。全体的に葉のふちが赤く染まりキレイな紅葉をみせてくれます。

栽培の難易度☆☆

高温多湿が苦手な種類が多め。夏は半日陰、水やりの頻度に注意

クラッスラの中でも「ブロウメアナ」「リトルミッシー」は高温多湿に弱く蒸れて根っこにダメージを受けて溶けていきます。

葉が小さく茎が細い品種は夏の直射日光をさけ、半日陰で管理してあげると夏を越し冬に向けて体力を回復できる力を温存できます。

葉挿し・挿し芽の難易度☆☆

成長期に葉挿し・挿し芽で増えやすい。品種により葉挿しが苦手な子も

ゴーラムは葉挿しで増えます。それ以外は基本的に挿し芽で増やす方が成功率が高いです。

ブロウメアナとリトルミッシーは、セダムの様に土にパラパラ蒔いてあげるだけでも初根率高いです。

クラッスラの育て方

栽培環境 真夏以外は直射日光OK お水は少な目
水やり 春・秋2週間に1回 夏・冬1か月に1回
病気・害虫 蒸れに弱い
増やす時期 春・秋
ポイント 葉の間がギュッと締まるのがきれいな育て方

十字星は成長期にお水をあげすぎると、葉と葉の間に隙間ができて不格好に成長してしまいます。

十字星やゴーラムは、高温多湿や蒸れに強いです。健康な苗で環境に慣れてしまえば、真夏も真冬も放置栽培でもキレイに育ちます。

ブロウメアナはセダムの様に広がり増えます。他の植物の日光の妨げになる事もあるので、お水のあげすぎには注意してください。

クラッスラの成長記録

ここでは、我が家にあるクラッスラの仲間をご紹介します。

ゴーラム

葉の形が特徴的で木立した姿が盆栽の様にみえます。葉挿しも挿し芽も成功率が高く、環境の変化に順応してくれる優秀な多肉です。

ただ、特徴的なので初心者さんは好き嫌いがあるかもしれませんね♪

 

リトルミッシー

紅葉をすると葉のふちにステッチが入ったように染まるのが特徴的です。よくセダムと間違えられますが、葉の形をよくみると十字星などのように葉が互い違いに成長しているのがよくわかります。

 

十字星

葉が互い違いに成長し続けます。切らずに育てると1本が伸び続けます。

一度切ると、脇芽が2~4個でてきて一気に数が増えていきます。高温多湿・蒸れにも寒さにも強いのが特徴的です。

 

ブロウメアナ

真夏と真冬以外は常に成長し続けます。葉が横に広がりセダムのような成長を見せてくれます。

紅葉すると葉が黄色くそまります。

 

クラッスラの葉挿し・挿し芽記録

近日公開予定

クラッスラのまとめ

特徴的な姿が魅力的なクラッスラ。

この中で一番難しいのは、リトルミッシーかな(*´ω`*)

今うちにあるリトルミッシーは2代目で、1代目は夏の暑さで一気に溶けてなくなり、2代目も猛暑で激減しましたが、気候が落ち着いてきたので、土の上にパラパラと蒔いてせっせと増やしています。

100均やホームセンターで「クラッスラ」として売られている中には掘り出し物の品種が紛れていることもあるので、ぜひ入念にチェックしてみてください♪